深刻なアメコミ不足につき
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カッとなって一気に4冊購入。
値段は書きたくない。

バットマン:ブラックグローブ
グラント・モリソンによるバットマンサーガ第一章三巻。
世界各国の(C級)ヒーロー達の会合に参加するバットマン。
それが秘密結社「ブラックグローブ」との戦いの幕開けだった……。

中盤以降、モリソンバットマンらしい現実と幻覚を織り混ぜた難解な話となるため一回読んだだけでは内容のすべてを理解するのは(この次のR.I.P.も)正直難しい。
ただ、今では無かったことにされる、1950年台のコミックのシュール過ぎるキャラクターやシーン(5次元世界の妖精とかピンク色の巨人に襲われるとか……)をシリアスな本編へ盛り込むという試みは成功していると思うし、敬意を評したい。
「お前はゴリラに洗脳されたことがないのか?」
あります(迫真)
評価 ★★★☆☆

バットマン:R.I.P.
バットマンサーガ第一章最終巻。
バットケイブに仕掛けられたブラックグローブの罠によってバットマン=ブルース・ウェインの精神は破壊されてしまった。
このまま彼は死んでしまうのだろうか……?

あああー、バットマンもキチ○ガイだったんだ、幻滅しました(棒)。
この作品のジョーカー、言動はもちろん前半の白衣姿と後半の変態サスペンダーのどちらもかっこ良くて大好き。
"ズー・イン・アール"のバットマンの一人称は"俺"がよかったなあ。
評価★★★☆☆

バトル・フォー・ザ・カウル
バットマンの"死後"、ゴッサムの犯罪件数は増加の一途を辿っていた。
そんな状況の中、バットマンを名乗り犯罪者を容赦なく殺害する男が現れたことを知ったロビンとナイトウィングは"偽バットマン"の凶行を止めるため戦いを挑む。

今回購入した本の中では唯一モリソンが関わっていない作品。
ペンシラー(線画担当)が脚本も担当した本編とブルース不在の中での脇役達が主役のサイドストーリー数本。
うーん、前の強烈な二作品を読んだ直後だと普通すぎて印象に残らないや。
改心したキャバリエが気になるくらいかな。
評価★★☆☆☆

バットマン&ロビン
バットマンサーガ第二章。
第二章本編は496ページのこの一冊のみ。
"バトル・フォー・ザ・カウル"の後、なし崩し的にバットマンの名と衣装を受け継いだナイトウィング=ディック・グレイソン。
ブルースの息子、ダミアンを相棒ロビンとして迎え「新生ダイナミック・デュオ」の戦いが今始まる。

えなりダミアン「尊敬してほしいんなら、値する人間になれよ」→「悪い男じゃない」
快活なバットマンとくそガ……気難しいロビンという今までと正反対のコンビが戦いの中で信頼を重ねていく姿は見ていて微笑ましい。
しかし、レッドフードさんは懲りないなあ。
バットマンに執着するのは事情が事情だから仕方ないけど、さすがにあのダサい衣装はないわー。
評価★★★★☆

コメント

nophoto
URATZEN
2014年4月6日20:06

スチムーのプロフィール見てみたらURLを見つけましたので来ました
とりあえずレッドフードさんはNEW52だとカッコよくなってるんでこの頃のはそっとしておいてあげてください
個人的にこの時期のバットマン関連だとティムくんのヤンデレが極まってるレッドロビン誌がわりと好きです
多分邦訳は来ないだろうけど

サム・ライス
2014年4月7日12:59

この頃のティムは他が諦めてるのに「ブルースは生きてるんだ! 生きてるんだ! ぜ!っ!た!い!」ってテンションだったみたいですね。
さすが一度元カノ(とレスリー)に騙されてる男は違う。

NEW52のレッドフードさんのデザインはマスクのいやらしい口元が無ければ完璧ですね。
ってなんか画像ググったらまたジョーカーにひどい目に合わされてるし……(´;ω;`)
その件をきっかけにブルースとの絆はある程度修復されたようですが。
でも最近罪なき警官をコロコロしちゃったらしいからまた離れちゃうのかな……。

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